カラスは不幸、あるいは病気の前兆の警告です。この暗い前触れは残骸の間で、闇の息元たちと屑広いをしています。地平線に姿を現している暗黒の兆し。注意してください。
イギリスに於いては、アーサー王が魔法をかけられてワタリガラス(大ガラス)に姿を変えられたと伝えられています。
この事から、ワタリガラスを傷付ける事は、アーサー王(さらには英国王室)に対する反逆とも言われ、不吉な事を招くとされています。
まJ.R.R.トルーキンのホビットの冒険作中に、ワタリガラスの一族が登場しますが、指輪物語にも登場するクレバインと呼ばれる大鴉たちはむしろ邪悪の陣営の走駆として描かれています。
黒猫など「黒い生き物」は、凶札の印です。西洋ではペストなどの流行病で多くの死者を出しました。黒死病とも言われるように、「黒」と「死」が密接に結びつくからでしょう。
この「カラス」もまさに「死」に関係するカードです。赤い色をした瞳は、不気味に死を呼び込んでいるようです。またカラスが止まっている骸骨は、死そのものを示しています。
このカードが出た場合は要注意です。前触れもなく災いが降りかかってきます。その禍は「死」が万人に免れないように、避けては通れないようです。心の準備を怠らないことです。
ロンドン塔においては、ロンドンの大火の際に大量に繁殖したワタリガラスが時の権力者に保護され、ワタリガラスとロンドン塔は現在に至るまで密接な関係にあるわけです。
指輪物語にも登場するクレバインと呼ばれる大鴉たちはむしろ邪悪の陣営の走駆としての役どころである。
ケルト神話に登場するバズヴ、マッハ、ネヴァンの三位一体の女神(戦いの神)とされるモリガンは、戦場にワタリガラスの化身となって表れる。もしくは、肩にカラスが留まっている姿で描写されたり、三位の一つであるバズヴがカラスの化身であるとされるなどとして、伝承される神である。神といっても清廉や崇高な印象ではなく、戦場に殺戮と死をもたらすものとして描かれることが多いですね
北欧神話では、主神であり、戦争と死を司る神、オーディンの斥候として、2羽のワタリガラス「フギン(=思考)とムニン(=記憶)」が登場します。このワタリガラスは世界中を飛び回り、オーディンに様々な情報を伝えているとされています。

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